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ホームページを自作する|無料でできる?必要な知識は何?プロから見ると自作は実際どうなのか

久保惠梨香

これからご自身でホームページを作りたいと思っている方は
本当に初心者から無料でホームページが自作できるのと不安に思われているのではないでしょうか?

今回は、ホームページ制作会社経営者の私が自作はどのような流れでするのか、実際やってみるとどうなのかを解説します。

この記事はこんな方におすすめ
  • コスト削減で自分でホームページを作りたいと思っている方
  • どんな知識が必要か知りたい方
  • 自作するなら何を使って作れば良いか知りたい方
目次

ホームページは無料でできる?

ホームページは無料で作ることが可能です。
現在はサーバーやドメインの知識がなくても短期間で簡易サイトを公開することができる
サービスを提供している会社が多数存在しています。

メリットは気軽にホームページ制作を始められること
デメリットは事業用として本格的にホームページを使用したい時にコストが嵩むことです。

無料でサイトが作れるサービス比較(2022年11月価格)

サービス名価格サービス内容
ペライチ無料〜月額6,910円ページ数や利用目的にあわせた5プランから選べます。初心者にも使いやすいようにテーマからカスタマイズできるようになっており、初心者でも扱いやすいのが特徴です。無料では1ページのみの制作。上級プランになるとページ数が増え、決済機能・予約機能なども利用できます。無料版は広告表示があります。独自ドメインは有料版のみ。
STUDIO無料〜月額4,980円機能によってプランが4プラン選べます。おしゃれなテンプレートが用意されているのでお好みのデザインを選びページ制作が可能です。見た目はおしゃれだが表示速度が遅い。無料版は広告表示があります。独自ドメインは有料版のみ。
Wix無料〜月額3,800円機能や容量によって選べる7プラン。通常のホームページプランが無料を含め4プラン。決済機能などをつけたビジネスプランが3プラン用意されています。無料版は広告表示があります。独自ドメインは+500円で付けることが可能。
Jimdo無料〜1,590円機能や容量によって選べる3プラン。サーバー容量は最大15GB。独自ドメイン対応するにはSTARTプラン以上です。無料版は広告表示があります。

無料で始められるサービスはありますが、長く使用していくとなると容量の問題で有料にしていくことになります。

サービスを利用して作るメリット

  • 低コストから始められる
  • 専門家に頼らず制作するのでコストが無料
  • 一時的なホームページ利用ができる

サービスを利用して作るデメリット

  • 長期運用するには不向き
  • SEOが弱い
  • 金額によって利用制限がある

事業用ホームページを自作するなら「WordPress(ワードプレス)」

初心者でも簡単にホームページ制作ができるツールはWordPressです。
HTMLやCSSなどの知識が全くなくても、ある程度のホームページが完成します。
その他にもおすすめしたい理由があります。

WordPressをおすすめする理由
  • ページ公開数が無制限
  • 無料で様々な機能を付けられる
  • 独自ドメイン設定も無料(ドメイン契約費のみでOK)
  • 容量も無制限(サーバーの契約次第でどこまでも)

デザイン豊富なテーマ

世界のホームページの40%がWordPressを使用していると言われています。
そのため、ホームページデザインを簡単にできる「テーマ」という
デザインレイアウトが簡単にできるアイテムもたくさんの企業、個人から提供されています。

▼テーマのサンプル▼

あなたの好みのテーマを使用すれば、カタチに当てはめるだけで
それなりの仕上がりでページを作成することが可能です♪

  • もう少し見た目を変えたいな
  • フォントを変えたいな
  • スライダーを入れたいな

このような希望が出てきた場合は、HTMLやCSSのやWordPressの知識がないとできません。

機能を追加したければプラグイン

WordPressには機能を充実させることができる「プラグイン」という機能があります。
「こんな機能が欲しいからアプリの力を借りる」イメージとしてはスマホにアプリを入れる感覚です。

例えば、

  • お問い合わせフォームを作りたい
  • セキュリティ設定をしたい
  • 記事を複製する機能をつけたい

このような状況で使用することができます。

しかし、あれもこれも使用してしまうとホームページが重くなってしまいますので、使うところ使わないところを見極めて使用することが大切です。

ブログを簡単に設置できる

WordPressでは、ホームページ制作だけではなくブログ機能をあわせて設置できます。
新たに外部サイトのブログを契約することなく自社サイト内でブログまで書くことが可能です。
操作方法もホームページ制作と一緒の動作なので、いくつも操作を覚える必要はありません。

お客様にとって有益な情報配信などをすれば、ペライチやWixよりもSEO効果を高めることが可能です。

事業用のメールアドレスが取得できる

WordPressでホームページ制作をするということはサーバー&ドメインを契約することになります。
すると、事業用に使うドメインメールアドレスが手に入ります。
フリーメールだと「example@gmail.com」や「example@yahoo.co.jp」などというアドレスになりますが
ドメインメールだと「info@会社名.com」のようにホームページと同じドメインアドレスを取得することが可能です。

事業をしていく人にとっての信用力アップにもつながるアイテムです。

おすすめ書籍

WordPressを使用してコードを書かずにWebサイトを作りたいそんな方にもおすすめできる書籍

ホームページを自分で作るために必要な知識

ホームページは未経験からでも制作することが可能です。
しかし全く知識がないままに自分でホームページを制作してしまうと
検索にかからなかったり、お客様に伝えたいことが届かなかったりしてしまいます。

それでは、ホームページ制作をする上でどのような知識が必要なのでしょうか?
参考書籍も紹介しながら進めていきますね。

デザインレイアウト

ホームページにもデザインがあります。
企業に向いているデザイン、お店に向いているデザイン、フリーランスに向いているデザイン。
そして流行のデザインやあなたが来て欲しいお客様に好まれるデザイン。

Webサイトでは状況や目標によってデザインを考える必要があります。
ただ自分好みのデザインでは集客サイトはできません。
お客様好みのデザインを考え制作することがポイントです。

コンテンツマーケティング

デザインと共に大切なのはコンテンツ制作です。
どのような流れでPRしていけば効果的かを考える必要があります。

  • お客様の心に響くのか?
  • 購入したいと思ってもらえるのか?
  • 来店したいと思ってもらえるのか?

どのようにすれば上記のようにお客様が行動してくれるかを
考えてコンテンツを考えていく必要があります。

それにはコンテンツマーケティングの知識がキーポイントとなります。

おすすめ書籍

Webライティング

ただ文章を書くだけでは伝わりません。
そして書籍・新聞のような紙媒体とは違いホームページではWeb専用のライティングの技術が必要です。

おすすめ書籍

サーバー・ドメインの知識

ホームページを公開するにはサーバーとドメインが必要です。
Webサイトの仕組み
ホームページはどんな仕組みでお客様に見てもらえているのか

基礎知識から理解しておく必要があります。
サーバーとドメインの紐付け方法、セキュリティ設定、ドメインメールの設定方法まで
あらゆる知識を持っておく必要があります。

SEOの知識

ホームページ制作にはSEO(検索エンジン最適化)の知識が必要です。
どのようにすれば検索エンジンに認知してもらえるのか
どんなことをすればペナルティを受けてしまうのか

どんなコンテンツを作っていけば効果的にホームページを運用していけるのか
そのような知識が必要です。

おすすめ書籍

4級の出題内容はWebサイトやSEOの基礎知識が集約されています。必要最低限なことだけを学びたいなら、こちらの書籍で勉強されることをおすすめします。

セキュリティ

ホームページは作って公開するだけではいけません。
セキュリティ設定が必要です。
基本のSSL設定を行わないと安全なサイトとみなされず、Googleから評価してもらえません。
他にも外部攻撃から守る方法を理解しておかないと大切なホームページが
他者に奪われ情報改竄される可能性もあります。

ホームページ制作のステップ

事業用ホームページを作る前提でステップをご紹介

STEP
サーバー・ドメインを契約する
STEP
WordPressを導入する
STEP
作成するコンテンツを考える
STEP
テキスト制作・画像選定
STEP
コンテンツデザイン&レイアウトを考える
STEP
制作開始
STEP
公開
STEP
公開後ホームページを告知する

自作ホームページはどうなのか?

初心者でも無料ホームページ制作ツールやWordPressを使ってホームページを作ることは可能です。
しかし事業用としてホームページを持つならWordPressを使用して制作するのがポイントです。

そして自作するにも、上記まででお伝えしたように最低でもこれだけの知識を学びながら作る必要があります。

上記以外にも法的に定められているページの制作も必要です。
事業者としてホームページ制作するのであれば、製作者へお願いするのがベストです。

自作は努力すればできるのが事実

時間をかければ、初心者でもホームページを作っていくことができます。
自作してしまえば、自分の勉強代だけで済み知識も身につけることができます。

しかし専門的な勉強になるため挫折してしまう人がいることも現実。
Word・Excel・PowerPointなどのパソコンツールが苦手な方は非常に難しいと思います。

1から学ぶには時間がかかりすぎる

1から学ぶとなると、独学・スクールに通う・YouTubeで制作動画を探すなど
やりたいことを達成するまでにたくさんの時間がかかってしまいます。

時間が取れる場合は自作でもOK

テナントの空き状況などの影響で時間が持て余す場合は、1から学びホームページ制作を制作することも一つの手。
3ヶ月学び続ければ必要最低限の知識を付けることも可能です。

総合的に考えると製作者に頼むのが最善策

あなたの時間も無限ではありません。
ホームページ制作に何ヶ月も時間を使ってしまって大丈夫でしょうか?

ホームページ制作以外にもしなければならないことがありますよね。
経営者の方は事業の事、従業員の事などを様々考えなくてはなりません。
そんな中、何ヶ月もかけて自分でホームページ制作をすることはコストを考えると最善策とは思えません。
なぜなら、その何ヶ月の間に事業での改善点、お客様に喜んでもらえることを考えられるからです。

何よりも事業者にとって大切なことは
自分の事業でお客様の役にどうやって立つことができるかを考えることが必須
だからです。

ですのでホームページ制作は、製作者を頼り制作するのが最善策と言えます。

最後に

久保惠梨香

いかがでしたでしょうか?ホームページ制作は自作可能です。
しかし、学ばなければならないことが多く初心者が1から作るには時間がかかってしまいます。

総合的に考えると、あなたの時間コストを使わず専門家に頼ることが最善策だと考えます。
あなたの時間は、あなたが本来できることでお客様に喜んでいただくことだと思います。
ですので、専門的なお仕事はぜひ専門家に頼ってみてくださいね♪

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